2009年10月6日

Sigitお父さんのお葬式

近所のお父さんが亡くなりました
1時間前、自宅へお見舞いに行った矢先のことです

享年37歳・・・若いなぁ・・・

訃報の連絡がくると、近所の男性は亡くなった方の家へ手伝いに行きます
身体をきれいに洗い、白い布で包み、祈りを捧げます
女性や子供は行きません

翌日、葬儀が行われました
日本と同様、親戚や友達、近所など多くの方達が香典なるものを持って、
最後の挨拶に訪れます
その後、棺桶のようなもので外へ移動します
こちらでは、半円柱の形で格子状になっていて、上から布をかぶせます
交替しながら男性8名で持ち上げ、参列者一同に祈りを捧げます
最後に、家族が棺桶の周囲を回り、棺桶を花で飾ります

次に、霊柩車でお墓へ移動します
イスラム教ではそのまま土へ埋めます
地下1M程でしょうか
墓石をたて、花を飾ります

その後1週間、毎夜自宅で祈りを捧げます
この時も、私の地域では男性のみで女性や子供は行きません

イスラム教の教え、インドネシアの文化、あるいはこの地域の習慣なのか分かりませんが、
”死”を素直に受け入れているように感じます
「天使が迎えに来たね」
「誰でも最後は1人になるんだよ」
という言葉をよく耳にしました

9月15日ごろから食べると嘔吐するようになり、病院で診察しましたが原因不明
手足の痙攣がはじまり話すことができなくなりました
最後は奥さんと娘さんにマッサージをしてもらいながら、の急死でした

家族っていいなと思う出来事でした

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